音声を聞く
T102 の通話波の音声(AMBE+2)を復号して、再生と WAV への録音ができます。T61 の音声は出せません。
ライセンスが未認証の間は、再生も録音もできません。認証の手順はライセンス認証にあります。
音声を出す波
| 方式 | 音声 |
|---|---|
| T102(16 波) | 復号して再生し、WAV に録音できます |
| T61 の通話波 | 出せません。音声のビット列(EL-CELP)は生フレームの記録に残します(記録の項目) |
| T61 の制御波 | 音声はありません |
T102 の波は、既定のプリセット「T102 強化秘話, AMBE+2 + ARIB STD-T61 EL-CELP(399.243750 MHz / 37 波)」と「T102 強化秘話, AMBE+2(399.243750 MHz / 16 波)」に入っています(プリセットを選ぶ)。
一部の通話は秘話が掛かっています。鍵が分からない通話は聞き取れません。そうした通話は、通話の欄の秘話の表示に「未知」と付きます。
再生を操作する
再生の操作は、メイン画面のツールバーにあります。
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| 「🔊」「🔇」 | 全体のミュートを切り替えます |
| スライダー | 全体の音量です |
| 「音声なし」 | 音声が届いている波がないときに出ます |
| 通話中の波のチップ | 音声が届いている波です。波の名前から方式(「T102」)を除いた周波数に、発信者が分かれば名前(無ければ番号)を添えて出します(例「399.13125 ← 移動162」)。左か右に振っている波には「L」「R」が付きます |
| 「波ごと ▾」 | 監視している T102 の波ごとに、ミュートと音量と、左・両方・右を決めます |
- 音声が届いた波は、全部を重ねて鳴らします。
- チップをクリックすると、その波だけミュートを切り替えます。ミュート中の波は取り消し線で出ます。
- 「波ごと ▾」では、通話が始まる前にミュートと音量と、左・両方・右を決めておけます。既定は「両方」です。設定は次の起動でも残ります。
- 左か右にすると、その波はそちらのスピーカーだけから、両方のときと同じ大きさで鳴ります。2 つの波を左右に分けると聞き分けやすくなります。
- 出力デバイスがモノラル(1 チャンネル)のときは、振り分けを無視して両方で鳴らします。
- 同じ波を 2 台の無線機が受けているときは、先に鳴らし始めた 1 台のぶんだけ鳴らします。
再生は受信から 3〜5 秒遅れます。
出力デバイスを選ぶ
音声を再生するデバイスは、設定画面の「音声の出力」で選べます。選ぶとすぐに切り替わり、次の起動でも残ります。既定は「OS の既定」で、OS が既定にしている出力デバイスから鳴ります。
選んだデバイスが見つからないとき(抜かれたときなど)は、OS の既定のデバイスから鳴らし、設定画面にその旨を出します。デバイスをつなぎ直したら、設定画面の「もう一度つなぐ」を押すか、アプリを起動し直してください。一覧にデバイスが出ないときは、「再読み込み」を押します。
Linux では出力デバイスを選べません。OS の既定のデバイスから鳴ります。
メイン画面の「通話の履歴」欄で録音した通話を再生するときは、ここで選んだデバイスにかかわらず、OS の既定の出力から鳴ります。
WAV に録音する
設定画面の「出力」欄の「音声を WAV に録音する」で切り替えます。既定はオンです。
JSONL と同じ保存先フォルダに、通話ごとに 1 ファイルを作ります。通話の始まりで開き、通話の終わりで閉じます。音声が 2 秒途切れるか、発信者が変わると、通話が終わったとみなします。通話の終わりの行(call_end)には、その通話の WAV のファイル名が入ります。
ファイル名と形式は出力ファイルにあります。